新生児はまだ五感の感覚が区別できないため、全ての物事を一つの感覚として捉えています。そんな赤ちゃんの心を何よりも和ませるのがママとの触れ合いです。
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初めての外の世界
赤ちゃんはママのお腹の中にいる頃から、全ての物事を一つの感覚として捉えています。そして、慣れ親しんだママのお腹から出てきた赤ちゃんには、ありとあらゆる初体験が押し寄せてきます。
例えば急に自由に動き回れるようになり、初めて暑さや寒さを感じ、大きい音や今まで聞いたこともない様々な音が聞こえ、明るい光が見え、自分の体を包む服の感触を感じるようになるのです。また自分で呼吸し、ママのおっぱいやミルクを飲むのに慣れ、それを自分の消化器官で消化しなければならなくなります。
これらは全て赤ちゃんにとって初めての経験であり、今までとは生活が一変する急激な変化です。そのため、新生児というのは安心感を求めています。
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生まれたばかりの赤ちゃんを安心させるためのコツは、周りの環境をママのお腹の中に近づけてあげることです。
そして、その一番の方法はママとの触れ合い(スキンシップ)です。ママのお腹の中にいた頃の赤ちゃんは、いつもママの子宮に抱き締められていて、ママが動くとそれが赤ちゃんの体のマッサージになっていました。そして、ずっとそこでママの心臓の鼓動、ママの血液が流れる音、ママのお腹が鳴る音を聞いていたのです。
そのため、赤ちゃんはママと触れ合うことで懐かしいぬくもりや音を思い出し、自分の故郷を感じられるのです。
ママとの触れ合いが何よりも心を和ませる
新生児に必要なこと
生後4ヶ月までの赤ちゃんに対して特に気にすべきなのが授乳、室温、そしてスキンシップです。あまり構ってあげられなくても、スキンシップさえしっかり取っていれば発達が遅れることはありません。
スキンシップは赤ちゃんの心のケア
基本的に赤ちゃんは抱っこで連れ回されるのが大好きです。これこそ赤ちゃんの心を和ませるスキンシップであると同時に、赤ちゃんに自分の体を制御する感覚を養わせる訓練にもなります。
マッサージなどでたくさんスキンシップをしてあげて
また、優しくマッサージしてあげるのも効果的です。必ず部屋を十分に温めた上で、赤ちゃんを裸にして、ベビーオイルを適量取り、優しく全身をマッサージしてあげましょう。マッサージは触覚の発達を促す訓練になり、眠気を誘う効果も抜群です。
新生児は抱っこしてもらったり、抱き締めてもらったり、撫でられたり、優しく体を揺すってもらうのが大好きです。背中をポンポンと軽くたたかれるのが好きな子もいます。この頃はどれだけスキンシップを取っても飽きることはありません。
また、自分のスキンシップの取り方が正しいのかどうか心配する必要もありません。赤ちゃんが一番喜ぶスキンシップや泣き止み効果の高いスキンシップは、やっているうちに自ずと分かってきます。またそうこうしているうちに、赤ち ゃんは自分には不安になったときに帰るべき心休まる居場所があることに気づきます。
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