妊娠1週目とは:受精のタイミング

生理周期が4週間の人は、妊娠1週目の終わりに排卵が起こります。卵子は原則的に1月に1つ成熟し、左右の卵巣から毎月交互に排出(排卵)されます。 排卵された卵子は卵管に入って子宮へと移動します。卵子はこの卵管の中で精子と出会い新しい命が誕生します。

精子は卵子に比べて非常に小さいです。もう1つの違いが、活発性です。卵子は卵巣から勢いよく飛び出してきますが、その後は卵管に運ばれて子宮へとゆっくり移動します。一方で精子は非常に活動的で、一度に1~4億匹ほど放出されます。その全てが競い合って1つの卵子に1番に到達しようとするのです。

その道中は険しく、ほとんどの精子は手前で次々と脱落して死滅してしまいます。その理由の大半は頭部が2つあったり、尾部がなかったり、競争にならないほど単純に脆弱であったりといった異常があるためです。そして一番に卵子にたどりついた一匹の勝者だけが卵子の中に入り込みます(受精)。また、その瞬間に卵子は自身を密封するバリアを貼るため、後から他の精子がたどりついて入り込むことはできません。敗者はただ死に絶えるのです。

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